5tディーゼル機関車No.118(動態保存) 
1957(昭和32)年酒井工作所製で、王滝・小川森林鉄道で使われました。
高度経済成長期の生まれで、当初からいすゞのディーゼルエンジンDA110を搭載。No.33と同じ鋳物台枠機ですが前面は大きな2枚窓にモデルチェンジして明るい印象です。
昭和30年代は小川森林鉄道の支線(現在赤沢自然休養林がある辺り)で木材の搬出に使用されました。昭和40年代は中山道の景勝地「木曽の桟」の対岸にあった王滝森林鉄道桟停車場に配属され、主に停車場構内の貨車入換作業を行っていました。
王滝森林鉄道廃止後は滋賀県のドライブイン、長野県の野辺山SLランドで動態保存され、2019(令和元)年にひめしゃがの湯へやって来ました。2021(令和3)年に昭和30年代の上松営林署時代の色に塗装しました。

桟停車場所属だった頃のNo.118。上回りウグイス色に下回りマルーンの2色塗りで、1971(昭和46)年頃にマルーンの細帯が消されてシンプルな塗分けになっていました。
桟から上松まで降りてくることもあり、右の画像は桟から資材を積んだ列車を牽いて鬼渕停車場に入線してくるところです。
(左)1972(昭和47)年10月12日 桟、(右)1974(昭和49)年3月 鬼渕